深夜 ・ ロケ

t-norihiko2008-06-27

「家族写真を撮りたいのですけど。でも、長距離の運転手をしていて夜遅くて朝早いんです。」 と、彼女がいらした。
「夜遅いのはかまいませんよ。だいたい何時ごろにお見えになれますか?」
「多分、夜11時頃になるかと思います。」
「わかりました。お撮りになりたいというお気持ちはとってもうれしいので私達は何時でもかまいませんよ。」
ということで深夜の撮影という事になった。  が、後日休みが取れたという事で数日前の午前中の撮影となった。ご来店早々
「彼、緊張しててドキドキするって言うんです。撮らないって言うかと思って心配で。」
ロケもいいですよ。とお勧めしたが彼が恥ずかしいからということで写場でお撮りした. 気分がほぐれたところで
How about the outside?  Let's go !
次の日彼女が来て
「仕事先から、写真見てきたか見てきたか? って電話をよこすんです。」
「あっ、そうなの!」
「おれ、なんだかはまってしまったみたいだ。バスの看板になったらどうする。」って言ってて。
「ほんと, よかった! 楽しかったのね! 彼!」
「いやあ、夜に撮ってみたかったなあ。 11時に写真を撮っている写真屋さん日本中探してもいないと思うから自慢できたのになあ。」
と正彦さんいわく。3人で大笑い。
(彼女、「 自分の写真なのに涙が出てくる。 また撮りたい!」って見ていらした) 
(今、JRバスの顔に高村正彦寫眞舘の写真看板がくっついている。写真看板ははじめてです、と言われた。今は子供達が毎日町の中を走りまわっている. 私達の写真を皆さんに見ていただきたい。 以前初めてバス看板の我が子を見たお母さんは車で追いかけたと言っていた。 皆さん喜んでくださっているんだ)
いままで、楽しくなかったと思われた方がいらしたら申し訳ございませんでした。今度こそもっと頑張りますので、ぜひご来店お待ち致しております。
http://www.excelgarden.net/norihiko/