テストパイロットってスゴッ!


「本爺さんは主にどちらの路線を乗っていらしたのですか?」彼はもとパイロット、機長である。
「ぼくはね、路線というよりテストパイロットをしていたんだよ。」
「飛行機の限界を見極める為、極限まで追い込んで立ち上がりがいいとか悪いとかをテストするということですか?」「そうです。」
すごい!!!私の人生の中でこういう仕事をしていた方にお会いするということはもうないであろう。
彼は飛行機を購入するバイヤーということでもあるのだ。
「ぼくが列車で移動する時、列車が一両連結されてね。」「本爺さんのためにですか?」
「そうなんだよ。」と笑いながらおっしゃる。すごすぎ!!!!
飛行機の値段がいくらするかわからないが、彼の意思ひとつで決まるのだから、売り手のほうも必死なのであろう。とにかく、すごい方である!
パイロットはね、どこの空港にでも降りられるんじゃないんだよ。試験があってね、(数ケ月に1回とか、一年に1回とか、繊細を忘れてしまった)    その試験に毎回受からないとその空港に降りられないんだよ。」「あ、そうなんですか?」
「操縦してらして、ヤバイ!と思われた時はありますか?」「それはないけれど、ちょっとこれは大変だなと、思ったことはありますね。」
キャプテンはあくまでも冷静である!特殊な才能と、高度な専門知識を身につけていらっしゃるのだ。
「日本でこの間、胴体着陸があったのをテレビで見ましたが、あの機長さんとっても上手かったですね。」
「お誉めいただいてありがとうございます。でも、あれくらいは誰でもできますよ。」
胴体着陸の訓練もあるのですか?」「いえ、それはありません。」

胴体着陸のような訓練をしていたら飛行機がいくらあってもたりないだろう、という質問まで今とばかりに質問ぜめをしてしまった私達である。
まさしく一期一会。
とにかく本爺さんの話はすべておもしろいく興味深々である。
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